2013年12月14日

長く説明するほどわかりにくくなる。大事な話は1分で話す

時間をかけて一生懸命に説明したはずなのに、相手が分かってくれない。

そんなとき、まず考えるべきことは、「長く話せば話すほど話はわかりにくくなる」という原則である。

だらだらと話が長いだけでは、何を一番言いたいのか、相手が分からなくなる。

言いたいことを確実に伝えたいなら、話はできる限り短くし、長くても「1分で話す」ことを心がけるべきだ。

そのためには、伝えたいことをひとつに絞る。


とは言っても1回の出張で効果的に仕事をするためには複数の事柄を話すことになるが、そういう場合でも「端的に」を心がける。

例えば、何かをお願いする場合。

よくやる悪い例が理由を多く並べ立てることだ。

情報を増やせば伝わりやすいと考えがちだが、逆に情報を増やせば増やすほど「真意」は情報に埋もれてしまい相手には分かりにくくなる。


誰かに負担がかかる用件ほど、ダイレクトに、手短に話すことが重要になる。


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2010年08月29日

モニター、CRCのためのコミュニケーション術(4)

●上手に話すための本当のポイント

UCLの教授アルバート・メラビアン博士は、私たちのコミュニケーションにおいて、相手が注目していることに関してこんなことを言っている(ご存じ、「メラビアンの法則だ)。

●話の内容・・・7%

●言い方・話し方・・・38%

●ボディランゲージ・・・55%

つまり、人は「言葉」に反応するのだけれども、同時にその時の態度、言い方も工夫しておくことを忘れると、効果的でないということになる。

そして、上手に話すことができなくても、上手にコミュニケーションをとることは可能なのだ。
アナウンサーのように流ちょう話す必要などない。


コミュニケーションが上手にできるようになると、周囲から好かれる人になる。
仕事そのものをやりやすくなる。
結果として「仕事のできる人」になれる。

ただ、「話の内容」を考えて言ったとしても、時として逆の意味になったりすることもある。

ただ言えばいいのではなく、決して、その時の言い方をおろそかにしてはならない。
心をこめて、一言、一言にも愛情をもって口にした時に、それは自らの態度や言い方に出るものだ。
決して、おろそかに考えてはいけない。



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2010年07月29日

モニター、CRCのためのコミュニケーション術(3)

人に好かれる、というのがコミュニケーションの基本となるが、
この「好かれることの大切さ」は次の言葉になる。

●好意

●好感

●好印象

である。

これらを身につけることが、仕事のできる人へと、やがては評価
されるようになる。

さて、コミュニケーションに関して、意外な人間の心理がある。

まず、この2つを覚えておこう。

(1)人は事実ではなく言葉に反応する

(2)人はあなたの話を「見て」いる

たとえば、上司が、あなたが苦労して仕事を達成したときに、
「よくやった!」と誉めてもらえば、それで済むのだが、
これが「あ、そ!」で終わったらどうだろう?
たぶん、もう二度と仕事をしたくないだろう、というくらいに
落ち込んでしまうかもしれない。

恐ろしいのは、今の例なら、上司本人が相手とのコミュニケーション
を悪くしていることに気づいていない点だ。
知らないうちに日頃の人間関係を悪くしている。
その元凶は「言葉」だ。
もちろん、良くしていくのも「言葉」である。




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モニター、CRCのためのコミュニケーション術(2)

コミュニケーションのベースとなる考え方を紹介する。

ビジネスに成功しようとする人は、どうしても自分のスキルアップ
を考えるだろう。
しかし、本当にビジネススキルだけを身につけたら成功することが
できるだろうか?

ここが大切なポイントなのだが、仕事において「能力がある」から
といって、それだけで成功できるものではない。
それなりの能力というのはベースになるが、その上で「能力がある
と他人が認めること」「他人に認められること」の方が、むしろ
重要だと言ってもいいくらいだ。

人に好かれて、コミュニケーションをよくすることは、誰にでも
できる、ことなのだ。


ところで、社内でものを頼むときに、あなたならどんな人に頼むだ
ろうか?

たいていが、「知っている人」であろう。知っている人の中でも
「好きな人」に頼むことが多い。
つまり、「頼みごとをしたい」のは、あなたの好きな人である。
この基本は社外であっても、変わらない。

逆に言うと、「人に好かれる」ことをしていくと、向こうからあな
たにコミュニケーションをとってきて、いい仕事を持ちかけてくれる。

いながらにして仕事のチャンスをつかめるのが「好かれる」という
コミュニケーション術である。



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モニター、CRCのためのコミュニケーション術(2)

コミュニケーション能力とは何だろう?
それは、ズバリ「人間関係力」「説得力」「交渉力」だ。

「人間関係力」とは「良い人間関係をつくる力」、「説得力」とは、「人を
説得する力」、「交渉力」とは「相手を傷つけずに自分を主張する力」を
指している。


実は私たちの人生は、かなりの部分「他人が決めている」ものだ。
あなたが「今年はよく働いたから、1000万円にしよう」と言っても、
上司に一笑されてしまうのが、オチだ。
ここで大切なのは、あなたの能力はあなたが決めているのではないという
ことだ。
つまり、「できる人」という評価は「他人」が行っているのである。

ということは、仕事ができることはともかくとして、「できる人と思われる
こと」「できる人と評価させること」が大切になってくる。

他人に「できる人」と思わせたら、あなたは本当に「できる人」なのだ。

能力の多い、少ないはともかくとして、「話し方」や「コミュニケーション能力」
に少し磨きをかければ、「できる人」として評価される。
多くの人が「簡単で」「ほんの少しだけ」意識をするだけで、今までの
10倍以上効果のでる方法を考えてみよう。



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2010年07月18日

モニター、CRCのためのコミュニケーション術   (1)

アメリカのある経済誌で大企業の会長、社長、役員の1500人にインタビュー
した結果が載っていた。
「なぜ、あなたは、成功できたのか?」という質問に対して、72%の方
が、「コミュニケーションに関する勉強が一番、役に立った」と答えたの
である。

もちろん、モニターやCRCの方にとっても同じであろう。

会社の中でも外でも、病院の中でも、さらにプライベートの全てにおいて
「コミュニケーション」というのは切り離せない。

では、コミュニケーション能力とは何だろう?
ぞれは、「人間関係力」「説得力」「交渉力」だ。

また、仕事において「能力がある」からといって、それだけで成功できる
のではない。
それなりの能力というのはベースになるが、その上で「能力があると認め
ること」「他人に認められること」のほうが、重要である。

この場合、コミュニケーションを通じて他人から評価される。
人間の好き嫌いも、コミュニケーションを通じて判断されてしまう。

モニターやCRCは、的確な情報を的確に伝える必要もある。

つまり、私たちにとって、コミュニケーションスキルは必須の能力なのだ。

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2005年10月08日

コミュニケーション問題を過大評価するな

会社勤めしている人なら、間違いなく聞いた言葉として「コミュニケーションを良くしよう」というのが有る。

僕も、もう耳にたこができるほど、この言葉を多くの会社で聞いた。

で、色々と考えてみたら、実は「コミュニケーションを良くしよう」という命題の前に、もっと先に解決しないといけない問題が横たわっていることに気がついた。

それは、「どう考えるか?」「何を考えるか?」ということだ。

つまり、コミュニケーションスキルとは所詮「何を考えているか」を相手にうまく伝える能力を言っているのだ。

でも、良く考えると、どんなにコミュニケーションスキルが高くても「とんでもないこと」を考えていたら、アウトだ。


まずは、「いいアイディア」があり、それを相手にうまく伝えるのがコミュニケーションスキルなのだ。

口数が多くても、うすっぺらな内容だったら、どうしようもない。
どんなに愛想が良くても、こちらにメリットがないと誰も聞いてはくれない。


コミュニケーションスキルやコミュニケーションが問題だ、と言うのはコミュニケーションを過大評価していると思う。

もちろん、コミュニケーションスキルは大切なスキルであることには間違い無い。
なぜなら、どんなに素晴らしいアイディアでも、それがうまく相手に伝わっていないと、これまたアウトなのです。

そんなこんなを考えていきましょう。


posted by ホーライ at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーションの問題点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする