僕も、もう耳にたこができるほど、この言葉を多くの会社で聞いた。
で、色々と考えてみたら、実は「コミュニケーションを良くしよう」という命題の前に、もっと先に解決しないといけない問題が横たわっていることに気がついた。
それは、「どう考えるか?」「何を考えるか?」ということだ。
つまり、コミュニケーションスキルとは所詮「何を考えているか」を相手にうまく伝える能力を言っているのだ。
でも、良く考えると、どんなにコミュニケーションスキルが高くても「とんでもないこと」を考えていたら、アウトだ。
まずは、「いいアイディア」があり、それを相手にうまく伝えるのがコミュニケーションスキルなのだ。
口数が多くても、うすっぺらな内容だったら、どうしようもない。
どんなに愛想が良くても、こちらにメリットがないと誰も聞いてはくれない。
コミュニケーションスキルやコミュニケーションが問題だ、と言うのはコミュニケーションを過大評価していると思う。
もちろん、コミュニケーションスキルは大切なスキルであることには間違い無い。
なぜなら、どんなに素晴らしいアイディアでも、それがうまく相手に伝わっていないと、これまたアウトなのです。
そんなこんなを考えていきましょう。